「ラプターライナーって黒だけですよね?」とよく聞かれます。違います。製品としての色は3種類あって、そのうち1つは好きな色を作るための素です。ただし「色見本帳から選ぶ」のとは考え方がかなり違うので、そこを書きます。愛知・津島市のEXIST(RAPTOR JAPAN 正規施工店)。
| 製品 | 中身 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ラプター BLACK | 黒(1L/4L/5L) | いちばん多い。荷台・樹脂パーツ・下回り |
| ラプター WHITE | 白(4Lキット) | 白系のボディに合わせるとき |
| ラプター TINTABLE | 色替え用のベース(1L/4L/5L) ※添加する塗料は別売 |
好きな色を作るときはこれ |
つまり「ラプターの色見本が何十色もある」わけではありません。黒か、白か、自分で作るか。この3択です。
TINTABLE に2K溶剤ベースのトナーを5〜10%程度混ぜて色を作ります。混合比率は主剤:硬化剤=3:1。公式の技術データにも「塗料の混合:2K溶剤ベースのトナーの5〜10%程度」と書かれています。
ここが大事なところで、ラプターの色は「選ぶ」のではなく「作る」ということです。だから本来の使い方は、車体の色に合わせて作ること。白いバンなら白っぽく、カーキのバンならカーキっぽく。「この車の、この色に合わせて」という頼み方ができます。
5〜10%しか混ぜられないので、元のラプターの性格が残ります。鮮やかな赤や蛍光色のような、濃く強い色は出ません。得意なのはグレー、ベージュ、カーキ、ダークグリーン、ブラウンのような、落ち着いた色です。
もうひとつ。ツヤは出ません。ラプターはざらついた低いツヤの塗膜なので、同じ色を作っても「ボディのツヤあり塗装」と「ラプター」では見え方が変わります。同じ色にしたつもりでも、並ぶと差が出ます。だから当店はあえて違う色にして締めることが多いです。
当店の定番は、ボディは淡いくすんだソリッド、樹脂パーツはラプターの黒です。ボディ側はメーカー純正色から指定できます。
| 色 | 参考にする色番 |
|---|---|
| ベージュ | トヨタ 4V6 |
| グレー | アウディ ナルドグレー |
| ブルーグレー | クライスラー アンヴィル |
| グリーン | スズキ ZZC(ジャングルグリーン) |
| カーキメタリック | ダイハツ G55(オフビートカーキメタリック) |
バンパー・グリル・ガーニッシュ・ドアノブ・ミラー・ステップを黒のラプターで締めると、淡いボディ色が引き立ちます。ホイールも黒にすると全体がまとまります(ホイールを黒に塗る)。
上の表の色を、実際に塗った車で並べます。いずれも当店で施工したものです。画面の色は、光と画面の設定で変わります。最後は現物の見本で決めてください。
色から車を探せます
中古車サイトの検索では、ベージュもカーキもナルドグレーも「その他」にまとめられてしまいます。当店で仕上げた30台を、色から探せるページを作りました。
公式の促進耐候性試験(QUV)のデータでは、5000時間後の光沢60ºが 10.7 → 10.2。ほとんど変わっていません。もともとツヤが低い塗膜なので、「ツヤが引けて白っぽくなる」という変化が起きにくいのがラプターの特徴です。
ただし汚れは乗ります。ざらついた面なので、砂ぼこりや油分が入ると黒がグレーっぽく見えることがあります。これは洗えば戻ります。
ラプターライナーはティンタブル=調色できる製品です。透明に近いベースに顔料を混ぜて色を作るので、メーカーの純正色に寄せることもできます。
色を決めきれないときは、実際に塗った車を店に並べてあるので、見比べてから決めていただけます。
全塗装とラプターを同時にやるなら、順番は先に全塗装、そのあとラプターです。ラプターの上に普通の塗装を重ねることはできません。
色そのものの選び方は作業車の色の選び方に書きました。
塗るか、塗ってある車に買い替えるか
いま乗っている車を塗る費用と、すでに塗って仕上げてある車に買い替える費用は、思っているほど離れていないことがあります。当店は中古車も、塗ってから店に並べています。
ラプターの調色は「見本帳から選ぶ」方式ではありません。ご希望の色(メーカー色番でも、実物でも、写真でも)をお持ちいただければ、それに寄せて作ります。実際に塗った小片をお見せしてから決めることもできます。
選べます。ラプター WHITE が製品としてあります。ただし白は汚れが目立ちやすいので、荷台や下回りには黒をおすすめすることが多いです。
色は寄せられますが、ツヤが違うので同じには見えません。むしろ質感の差を活かして「ボディは淡い色、パーツはラプター」と分けるほうがきれいにまとまります。
できます。部位ごとの部分施工に対応しています。ただし前述のとおり、あとから同じ色を足すのは難しいので、範囲は最初に決めてください。
ラプターの上から、ラプターを塗り直せます。ただし補修したところは、見ると分かることが多いです。費用は範囲と状態で変わるので、現車を見てお見積りします。剥がれの原因と条件はラプターライナーは剥がれるのかに書きました。
鮮やかな色にしたい、ツヤを出したいなら、ラプターは向きません。普通の全塗装のほうがきれいに出ます。全塗装・オールペンのほうをご覧ください。
白化した樹脂を戻したいだけなら、塗らずに済む方法もあります。未塗装樹脂の白ボケは戻せるかに、艶出し剤・コーティング・塗装の3択を書いています。
車種と、塗りたい部位と、今の状態が分かる写真。この3つがあれば、おおよその金額と日数をお返しします。色のご希望があれば一緒に教えてください。
メールでのご相談は無料です。お電話(0567-23-5722/10:00〜19:00)でも。
施工ずみの車を、そのまま買うこともできます
自分の車に施工するほかに、当店が先に仕上げた車を買うという選び方もあります。いま店にある30台のうち23台がラプターライナー施工ずみ。塗装代を別に払う必要がなく、支払総額に全部入っています。