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ラプターライナー

ラプター塗装の色見本|ラプターライナーの黒・白・調色

公開 更新 書いた人:梅谷 亮介

「ラプターライナーって黒だけですよね?」とよく聞かれます。違います。製品としての色は3種類あって、そのうち1つは好きな色を作るための素です。ただし「色見本帳から選ぶ」のとは考え方がかなり違うので、そこを書きます。愛知・津島市のEXIST(RAPTOR JAPAN 正規施工店)。

製品としての色は3つしかない

製品 中身 使いどころ
ラプター BLACK 黒(1L/4L/5L) いちばん多い。荷台・樹脂パーツ・下回り
ラプター WHITE 白(4Lキット) 白系のボディに合わせるとき
ラプター TINTABLE 色替え用のベース(1L/4L/5L)
※添加する塗料は別売
好きな色を作るときはこれ

ほかに、スプレー缶のラプターエアゾール(400mL・2液)と、耐熱タイプの HIGH HEAT もあります。

つまり「ラプターの色見本が何十色もある」わけではありません。黒か、白か、自分で作るか。この3択です。

色はどうやって作るのか

TINTABLE に2K溶剤ベースのトナーを5〜10%程度混ぜて色を作ります。混合比率は主剤:硬化剤=3:1。公式の技術データにも「塗料の混合:2K溶剤ベースのトナーの5〜10%程度」と書かれています。

出典:RAPTOR JAPAN(U-POL社に認可された日本国内唯一のディストリビューター)公式サイトの製品一覧・技術データ raptorjapan.com(2026年9月12日 閲覧)

ここが大事なところで、ラプターの色は「選ぶ」のではなく「作る」ということです。だから本来の使い方は、車体の色に合わせて作ること。白いバンなら白っぽく、カーキのバンならカーキっぽく。「この車の、この色に合わせて」という頼み方ができます。

ただし、混ぜられる量には限りがある

5〜10%しか混ぜられないので、元のラプターの性格が残ります。鮮やかな赤や蛍光色のような、濃く強い色は出ません。得意なのはグレー、ベージュ、カーキ、ダークグリーン、ブラウンのような、落ち着いた色です。

もうひとつ。ツヤは出ません。ラプターはざらついた低いツヤの塗膜なので、同じ色を作っても「ボディのツヤあり塗装」と「ラプター」では見え方が変わります。同じ色にしたつもりでも、並ぶと差が出ます。だから当店はあえて違う色にして締めることが多いです。

EXISTがよく使っている組み合わせ

当店の定番は、ボディは淡いくすんだソリッド、樹脂パーツはラプターの黒です。ボディ側はメーカー純正色から指定できます。

色 参考にする色番
ベージュ トヨタ 4V6
グレー アウディ ナルドグレー
ブルーグレー クライスラー アンヴィル
グリーン スズキ ZZC(ジャングルグリーン)
カーキメタリック ダイハツ G55(オフビートカーキメタリック)

メタリックは G55 だけ。ほかはソリッドです。色選びの考え方は現場で選ばれている色にまとめています。

バンパー・グリル・ガーニッシュ・ドアノブ・ミラー・ステップを黒のラプターで締めると、淡いボディ色が引き立ちます。ホイールも黒にすると全体がまとまります(ホイールを黒に塗る)。

上の表の色を、実際に塗った車で並べます。いずれも当店で施工したものです。画面の色は、光と画面の設定で変わります。最後は現物の見本で決めてください。

ラプターライナーのベージュ(トヨタ4V6)で塗った日産NV200バネットバン
ベージュ/トヨタ 4V6
日産 NV200バネットバン
ラプターライナーのナルドグレーで塗ったマツダ ボンゴバン
グレー/アウディ ナルドグレー
マツダ ボンゴバン
ラプターライナーのブルーグレー(アンヴィル)で塗った日産NV350キャラバン
ブルーグレー/クライスラー アンヴィル
日産 NV350キャラバン
ラプターライナーのジャングルグリーン(スズキZZC)で塗った日産NV200
グリーン/スズキ ZZC
日産 NV200バネットバン
ラプターライナーのカーキメタリック(ダイハツG55)で塗ったマツダ ボンゴバン
カーキメタリック/ダイハツ G55
マツダ ボンゴバン

色から車を探せます

中古車サイトの検索では、ベージュもカーキもナルドグレーも「その他」にまとめられてしまいます。当店で仕上げた30台を、色から探せるページを作りました。

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色あせはするのか

公式の促進耐候性試験(QUV)のデータでは、5000時間後の光沢60ºが 10.7 → 10.2。ほとんど変わっていません。もともとツヤが低い塗膜なので、「ツヤが引けて白っぽくなる」という変化が起きにくいのがラプターの特徴です。

ただし汚れは乗ります。ざらついた面なので、砂ぼこりや油分が入ると黒がグレーっぽく見えることがあります。これは洗えば戻ります。

色を作るときに、先に決めておいてほしいこと

ティンタブルとは(色を作れる仕組み)

ラプターライナーはティンタブル=調色できる製品です。透明に近いベースに顔料を混ぜて色を作るので、メーカーの純正色に寄せることもできます。

色を決めきれないときは、実際に塗った車を店に並べてあるので、見比べてから決めていただけます。

ボディを全塗装するときの色の合わせ方

全塗装とラプターを同時にやるなら、順番は先に全塗装、そのあとラプターです。ラプターの上に普通の塗装を重ねることはできません。

色そのものの選び方は作業車の色の選び方に書きました。

塗るか、塗ってある車に買い替えるか

いま乗っている車を塗る費用と、すでに塗って仕上げてある車に買い替える費用は、思っているほど離れていないことがあります。当店は中古車も、塗ってから店に並べています。

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よくある質問

色見本はありますか?

ラプターの調色は「見本帳から選ぶ」方式ではありません。ご希望の色(メーカー色番でも、実物でも、写真でも)をお持ちいただければ、それに寄せて作ります。実際に塗った小片をお見せしてから決めることもできます。

白は選べますか?

選べます。ラプター WHITE が製品としてあります。ただし白は汚れが目立ちやすいので、荷台や下回りには黒をおすすめすることが多いです。

ボディと同じ色にできますか?

色は寄せられますが、ツヤが違うので同じには見えません。むしろ質感の差を活かして「ボディは淡い色、パーツはラプター」と分けるほうがきれいにまとまります。

1か所だけ色を変えられますか?

できます。部位ごとの部分施工に対応しています。ただし前述のとおり、あとから同じ色を足すのは難しいので、範囲は最初に決めてください。

あとで塗り直せますか?

ラプターの上から、ラプターを塗り直せます。ただし補修したところは、見ると分かることが多いです。費用は範囲と状態で変わるので、現車を見てお見積りします。剥がれの原因と条件はラプターライナーは剥がれるのかに書きました。

当店に頼まなくていい場合

鮮やかな色にしたい、ツヤを出したいなら、ラプターは向きません。普通の全塗装のほうがきれいに出ます。全塗装・オールペンのほうをご覧ください。

白化した樹脂を戻したいだけなら、塗らずに済む方法もあります。未塗装樹脂の白ボケは戻せるかに、艶出し剤・コーティング・塗装の3択を書いています。

ご相談

車種と、塗りたい部位と、今の状態が分かる写真。この3つがあれば、おおよその金額と日数をお返しします。色のご希望があれば一緒に教えてください。

メールでのご相談は無料です。お電話(0567-23-5722/10:00〜19:00)でも。

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お名前と内容だけで大丈夫。車種・使い方・予算を書いてもらえれば、できること・かかる費用・納期を正直にお返しします。

EXIST(イグジスト)店長の梅谷 亮介
この記事を書いた人:梅谷 亮介/EXIST(イグジスト)店長

愛知県津島市で、仕入れた車を自社で塗ってから売っています。全塗装もラプターライナーも自分の手で。ご相談・お見積り・納車まで、基本的に私が伺います。キャンプと魚釣りが好きなので、遊びで使う車の話もよく聞かれます。

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