当店で仕上げた車を見て「バンパーのこの黒、何ですか」と聞かれることが増えました。ラプターライナーという塗料です。EXISTは RAPTOR JAPAN の正規施工店として、この塗料でバンパーやグリルなどの樹脂パーツを塗っています。何がいいのか、どこに塗るのか、注意点まで書きます。
イギリスの U-POL 社がつくっている、2液ウレタンのコーティング塗料です。もともとはピックアップトラックの荷台(ベッドライナー)を保護するための塗料で、傷、汚れ、錆、紫外線に強いのが特徴です。鋼板でもアルミでも樹脂でも木材でも塗れます。
普通の塗装と違うのは、表面がつるつるではないところ。細かい凹凸のあるマットな質感で、光を反射しません。この質感が、作業車の樹脂パーツととても相性がいい。
バンパーやグリル、ドアノブ、ミラーの黒い樹脂。新車のときは黒いのに、数年で白っぽく、粉をふいたようになります。紫外線で表面が劣化するためです。
市販の艶出し剤を塗れば一時的に戻りますが、雨で流れてまた白ける。これを根本から止めるには、塗ってしまうのが早い。
作業車のバンパーは擦ります。現場でも、狭い駐車場でも。光沢のある塗装だと、擦り傷が線になってはっきり残ります。マットで凹凸のある面は、そこが目立ちにくい。
そして部分的に塗り直せます。ボディの色を合わせるのと違って、同じ塗料を上から重ねればなじみます。仕事で使う車にとって、これは大きいです。
当店が選ぶボディ色は、グレー、セージ、ベージュ、カーキといった淡くてくすんだソリッドカラーが中心です。この色は上品ですが、そのままだと少しぼやけます。
そこに樹脂まわりの黒がしっかり入ると、輪郭が締まります。ホイールも黒に塗り直すと、上下が黒でつながって、車の姿勢がよく見える。派手さで目立たせるのではなく、まとまりで見せるやり方です。
ホイールは別で黒に塗り直します。ここまでやると、ベース車が何であっても仕上がりの方向が揃います。
EXISTはラプターライナーの正規施工店です。
この塗料は、混ぜる比率と硬化の管理を外すと性能が出ません。缶を買えば誰でも塗れる塗料ではありますが、下地の作り方と、樹脂に対する密着の処理で結果が変わります。特に未塗装樹脂は、そのまま塗ると後で剥がれます。プライマーの選び方と足付けが要るところです。
当店は荷台のような広い面だけでなく、バンパーやミラーのような曲面の多い部品も日常的に塗っています。
| 施工箇所 | 料金の目安 | ねらい |
|---|---|---|
| フロントバンパー | 22,000円〜 | 擦り傷が目立たず、部分的に塗り直せる |
| リアバンパー | 22,000円〜 | 同上。ぶつけやすい場所ほど効く |
| グリル | 16,500円〜 | 未塗装樹脂の白ボケを止める |
| ガーニッシュ | 9,900円〜 | 顔まわりの印象が締まる |
| サイドミラー(左右) | 9,900円〜 | 手と雨が当たる場所の劣化を防ぐ |
| ドアノブ(1か所) | 4,400円〜 | 4か所まとめると割安になります |
| 樹脂まわり一式 バンパー前後・グリル・ガーニッシュ・ドアノブ・ミラー |
79,800円〜 | 当店の定番。一度に組むぶん、別々に頼むより安く上がります |
| ホイール 黒に塗り直し(4本) | 55,000円〜 | 上下が黒でつながって、車の姿勢がよく見える |
| 荷台(軽トラック) | 77,000円〜 | ラプター本来の用途。防錆と耐チッピング |
| 荷台(普通車・小型トラック) | 99,000円〜 | 同上。面積で変わります |
いいことばかり書いても仕方ないので、向き不向きも書きます。
仕事で長く使う車なら、迷わず勧めます。数年で売る前提の車なら、そこまでやらずにボディの色だけ変えるという選択もあります。
いま乗っている車のバンパーだけ、ホイールだけ、という依頼も受けています。全塗装と一緒にやると足場が一度で済むので、別々にやるより段取りが楽です。
仕上がった状態の車は全塗装・カスタムメニューのページに実車の写真を並べています。在庫はコンプリートカーと在庫一覧から。メールでのご相談は無料です。車種と、どこを塗りたいかを書いて送ってください。
塗るか、塗ってある車に買い替えるか
いま乗っている車を塗る費用と、すでに塗って仕上げてある車に買い替える費用は、ならべて見ると思ったより近いことがあります。当店は中古車も、塗ってから店に並べています。
施工ずみの車を、そのまま買うこともできます
自分の車に施工するほかに、当店が先に仕上げた車を買うという選び方もあります。いま店にある30台のうち23台がラプターライナー施工ずみ。塗装代を別に払う必要がなく、支払総額に全部入っています。