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パーツと車検

ハイエースのバンパーガード・グリルガードと車検

公開 更新 書いた人:梅谷 亮介
トヨタ ハイエースバン ベージュ/前後バンパーラプターライナー の写真1

ハイエースは、社外のバンパーガード・グリルガードがいちばん多く出ている車です。通るかどうかは、メーカーや形ではなく付け方で決まります。そのうえでハイエースには、ほかの車には無い事情が3つあります。ボディが4種類あること・貨物登録だと車検が毎年あること・年式でフロントのセンサーが増えていること。愛知県津島市のEXISTが、分かっている範囲で正直に書きます。

先に結論

まず、自分のハイエースの寸法を知る

ハイエース200系はボディが4種類あります。「ハイエース」でひとくくりに調べると、自分の車と違う数字を見ていることがあります。

ボディ全長全幅全高
ロング × 標準ボディ × 標準ルーフ4,695mm1,695mm1,980mm
ロング × 標準ボディ × ハイルーフ4,695mm1,695mm2,240mm
ロング × ワイドボディ × ミドルルーフ4,840mm1,880mm2,105mm
スーパーロング × ワイド × ハイルーフ5,380mm1,880mm2,285mm

トヨタのカタログ値です。グレード・年式・4WDかどうかで少し変わります。実際に見るのは車検証に書いてある数字なので、手元の車検証を出してから測ってください。

溶接で付けた場合に効いてくるのが、この数字からの+3cm(全長)・+2cm(全幅)・+4cm(全高)という範囲です。ボルト止めで指定部品として扱えるなら、この範囲は「超えたら即NG」の線ではありません。どちらで付いているかで見られ方が変わる、というのが大事なところです。

貨物登録のハイエースは、車検が毎年ある

ハイエースバンは4ナンバー(小型貨物)か1ナンバー(普通貨物)です。貨物の車検は初回2年・その後は1年ごと。乗用のワゴン(3ナンバー)は初回3年・その後2年です。

バンパーガードとグリルガードは、別のものです

検索するとどちらも同じように出てきますが、車検で見られるところが違います。

名前付く場所とくに見られるところ
バンパーガード純正バンパーの外側・前面前に出る量。角のとがり。ナンバーにかかっていないか
グリルガードフロントグリルの前灯火類とセンサー・カメラ。ウインカー・デイライト・フォグが隠れていないか
カンガルーバンパー
(しし狩りバンパー)
純正バンパーごと置き換える形細い棒が前に出る形なので外部突起を見られます。取付部の強度も
リアバンパーガード
リアラダー
後ろ後ろに出る量。ブレーキランプ・ウインカー・ナンバーが隠れていないか

ハイエースで多いのは、「グリルガードを付けたらウインカーが半分かかった」という形です。純正バンパーの造形に合わせて作られていても、年式(型)が違うと灯火類の位置がずれます。

5型(2017年)以降はフロントにセンサーが増えています

ハイエースは2017年の5型でToyota Safety Senseが設定され、2020年の6型で標準装備になりました。カメラやセンサーが付いている場所は、年式とグレードで違います。

ここは表で言い切れないところなので、実車を見て、付ける前に確認します。車検証とフロントの写真を送っていただければ、どこが引っかかりそうかをお伝えできます。

ナンバープレートにかかるとき

ハイエースはナンバーがバンパーの中央寄りにあるので、ガードの横棒がかかりやすい車です。ナンバーは取り付け位置と角度に決まりがあります。前から見て文字が読めること、上下左右から見て隠れていないこと。ガードの内側に移すと、この角度から外れてしまうことがあります。

「ナンバーが少し隠れるくらいなら」と思われがちですが、ここは検査員が必ず見る場所です。ステーを作り直せば済むことが多いので、先に相談してください。

EXISTでの進め方

  1. 車検証とフロントの写真、付けたいガードの写真を送ってください。持ち込みのパーツでも大丈夫です
  2. 付ける前に、引っかかりそうなところをお伝えします。「これは付け方を変えたほうがいい」「これは届け出が要る」など
  3. 取り付け。車検に通る付け方でやります。ステーの作り直しが要るときは、そこも含めてお見積りします
  4. 取り付けたあとの状態で確認してから納車します。寸法・突起・灯火類の見え方・センサーの作動
  5. 届け出や構造変更が要るものは、こちらで手続きします

EXISTは指定工場(自社で検査まで完結できる工場)ではありません。整備は自社でやって、車検は陸運局へ持ち込みます。認証工場・指定工場とも提携しています。車検だけのご依頼も受けています。当店で買っていない車、よその店で付けたパーツでも大丈夫です。

塗るか、塗ってある車に買い替えるか

いま乗っている車を塗る費用と、すでに塗って仕上げてある車に買い替える費用は、思っているほど離れていないことがあります。当店は中古車も、塗ってから店に並べています。

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よくある質問

純正バンパーを外して付けるタイプでも通りますか?
通ることが多いですが、見るところが増えます。純正バンパーを外すと、バンパー内側にあった部品(センサー・配線・牽引フックの位置)も変わります。置き換えたガード自体の取付強度と、とがった部分が無いかを見ます。写真を送ってください。
中古で買ったハイエースに、もう付いていました。
その状態で見ます。ボルト止めなのか溶接なのかを、まず確認します。前のオーナーが溶接で付けていると扱いが変わるので、下から覗いて取付部を見るのがいちばん早いです。直したほうがいいところがあれば、どう直すかも一緒にお伝えします。
ワイドボディだと通りにくいですか?
通りにくいわけではありませんが、ワイドは全幅が1,880mmあるので、余裕の考え方が変わります。溶接で付けた場合の±2cmはワイドでも同じ幅なので、「ワイドだから広く見てもらえる」ということはありません。標準ボディと同じ基準で見られます。
車検のときだけ外すのはありですか?
できますが、外すのが大変な付け方になっていないかを先に見ます。毎年外す前提なら、最初からボルト止めで作っておいたほうが楽です。貨物登録のハイエースは毎年車検があるので、ここは効いてきます。
グリルガードを付けたら、警告灯が点くようになりました。
センサーやカメラの前に何か入っている可能性があります。ガード本体ではなく取り付けステーが原因のことが多いです。見せていただければ、ステーの作り直しで逃げられるかを判断します。
全塗装と同時にお願いできますか?
できます。ガードを外した状態で塗れるので、むしろ同時のほうがきれいです。色を変えても車検証の書き換えや届出は要りません(車検証に色の欄が無いためです)。くわしくは車の色変え・全塗装は車検に通る?に書いています。

まず写真を送ってください

文章だけだと分からないことが多いので、車検証・フロントの写真・付けたいガードが分かるものを送っていただくのがいちばん早いです。メールでもLINEでも大丈夫です。付けてから「通らない」となるのが、いちばんもったいないです。

愛知県津島市の工場でやっています。あま市・愛西市・弥富市・稲沢市・清須市・蟹江町・一宮市、名古屋市内から車で40分ほど。三重県桑名市の方にも来ていただいています。対応エリア

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EXIST(イグジスト)店長の梅谷 亮介
この記事を書いた人:梅谷 亮介/EXIST(イグジスト)店長

愛知県津島市で、仕入れた車を自社で塗ってから売っています。全塗装もラプターライナーも自分の手で。ご相談・お見積り・納車まで、基本的に私が伺います。キャンプと魚釣りが好きなので、遊びで使う車の話もよく聞かれます。

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