ラプターライナーを塗ったあとのメンテナンス——洗車のしかた、傷んだときの補修、どのくらいもつのか。塗る前より、塗ったあとのほうが聞かれることをまとめました。愛知県津島市のEXIST(RAPTOR JAPAN 正規施工店)が書いています。
先にいちばん大事なところを書きます。
| 洗い方 | |
|---|---|
| 手洗い | これがいちばんです。スポンジと洗車用のシャンプーで、ふつうに洗ってください |
| 洗車機 | 避けてください。ブラシがざらついた面に当たります |
| 高圧洗浄機 | 避けてください。近くから強く当てると傷むことがあります |
ラプターライナーは細かい凹凸のある塗膜です。つるつるの塗装より汚れが入りやすく、いったん入ると落ちにくい。それで「高圧洗浄で飛ばせばいい」と思いがちですが、近距離で当てると塗膜を傷めます。
答えは「こまめに手で洗う」です。汚れが固まってから落とそうとするより、日頃の洗車で流しておくほうが、結局きれいに保てます。砂ぼこりや油分が凹凸に溜まると、黒がグレーっぽく見えてきます。
ラプターライナーはつや消しの質感が持ち味です。ワックスや艶出し系のコーティングを塗ると、部分的に光ってムラに見えることがあります。基本は何も塗らなくて大丈夫です。
「どうしても保護したい」という方には、つや消し対応の製品を選んでください、とお伝えしています。塗る前に目立たないところで試してからにしてください。
施工した車です。ラプターは上から塗り足して直せるのが、普通の塗装と違うところです。
部分的に塗り直せます。1か所だけ、バンパーだけ、という直し方ができるのがラプターライナーの利点です。まるごと塗り直さなくて済みます。
ただし、正直に書いておきます。補修したところは、見ると分かることが多いです。新しく塗ったところと、何年か使ってきたところでは、どうしても色や質感に差が出ます。「まったく分からなくなる」とは言えません。
費用は範囲と状態で変わります。同じ「バンパー1本」でも、表面だけ塗り直すのか、剥がして下地からやり直すのかで作業量がまったく違うためです。金額は現車を見てからお出ししています。
よく聞かれますが、ラプターライナーの上に、ふつうのウレタン塗装を重ねることはできません。
だから、あとから車全体を塗り替える予定があるなら、順番が逆になります。先に全塗装をして、そのあとラプターを塗る。この順でやります。「とりあえずバンパーだけラプターにして、あとで全塗装」と考えている方は、先に相談してください。
なおラプターの上にラプターを塗り直すのは可能です。補修はこの形でやります。
「寿命は何年ですか」「何年もちますか」とよく聞かれます。正直に言うと、年数では答えられません。使い方と、塗ったときの下地処理で差が大きすぎるからです。
海外では10年経った車のレビューが出ていますが、日本の気候で、しかも作業車として毎日使った場合のデータは、まだ多くありません。数字を言うより、傷む原因を書いたほうが役に立つと思うので、そちらを書きます。
| 傷む原因 | どういうことか |
|---|---|
| 下地処理の不足 | これが圧倒的に多いです。脱脂が足りない、足付けをしていない、未塗装樹脂にプライマーを入れていない。塗料の問題ではなく、塗る前の工程の問題です |
| 内側からの錆 | もともとあった錆が内側から浮いてきて、塗膜を押し上げます。ラプターを錆隠しに使うと、こうなります |
| ゴム・柔らかい素材の上 | 伸び縮みする素材の上では、長く同じ状態を保ちにくいです |
| 強い力が一点にかかる | 荷台に鉄の角を引きずる、など。丈夫な塗膜ですが、無敵ではありません |
| 高圧洗浄機を近距離で当てる | 上に書いたとおりです |
つまり「塗料が弱いから剥がれる」ことは、ほとんどありません。剥がれたという話のほとんどは、下地の工程を飛ばしたケースです。くわしくはラプターライナーのデメリット|剥がれる?に書きました。
ラプターライナーは紫外線に強い塗料です。ただ「何年でどのくらい」という数字は、当店からは出せません。当店が塗った車の経過を、これから記録していきます。数字が出せるようになったら、ここに足します。
いま言えるのは、色が変わったように見える原因は、褪せより汚れのほうが多いということです。凹凸に入った砂ぼこりで、黒がグレーっぽく見える。これは洗えば戻ります。
塗るか、塗ってある車に買い替えるか
いま乗っている車を塗る費用と、すでに塗って仕上げてある車に買い替える費用は、思っているほど離れていないことがあります。当店は中古車も、塗ってから店に並べています。
1回で急に剥がれるものではありません。ただ繰り返すと、ざらついた面にブラシが当たり続けることになります。次からは手洗いにしてください。
正直に言うと、見ると分かることが多いです。新しく塗ったところと、使ってきたところでは色や質感に差が出ます。気になる場合は、面ごと(バンパーまるごと、など)で塗り直す方法もあります。
範囲と状態で変わるので、金額は現車を見てからお出ししています。表面だけ塗り直すのか、剥がして下地からやり直すのかで作業量が違うためです。写真を送っていただければ、だいたいの方向はお答えできます。
ラプターを塗り直す形でなら変えられます。ふつうの塗装を上から重ねることはできません。
定期的にかかるものはありません。手洗いで洗っていただくだけです。ワックスやコーティングも要りません。費用がかかるのは、傷んだところを補修するときだけです。
使い方と下地処理で差が大きく、年数では答えられません。傷む原因はこのページに書いたとおりです。当店で塗った車の経過はこれから記録していきます。
直せます。ただし剥がれた原因(たいてい下地)から直さないと、また同じことになります。現車を見せてください。
剥がれ・傷みは、写真を送っていただくのがいちばん早いです。どこが、どのくらいの範囲で、どう傷んでいるか。それで直し方と、だいたいの方向をお答えします。
他店で塗られたものでも見ます。当店は RAPTOR JAPAN の正規施工店(認定番号 241239)です。料金はラプターライナー塗装の料金に、色の選び方はラプターライナーの色|黒・白・調色にまとめています。
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施工ずみの車を、そのまま買うこともできます
自分の車に施工するほかに、当店が先に仕上げた車を買うという選び方もあります。いま店にある30台のうち23台がラプターライナー施工ずみ。塗装代を別に払う必要がなく、支払総額に全部入っています。